イラン北西部、トルコ、ヨーロッパと地理的にも文化的にも関係の深い農業と商工の活発な都市です。 絨毯産業に関しても産業として発達しており、織り手も男性が多く、道具を用いた手結び法を用いるなど効率的な生産、さらに市場の要求に合わせた色柄の絨毯の供給などをしています。 絨毯に関わる歴史も古く、一時衰退したペルシャ絨毯の復興も19世紀にこのタブリーズから始まりました。 東西を繋ぐ要衝であったため、歴史的にもきわめて重要な位置を占めかつてはアゼルバイジャンの首都やモンゴルが世界を席巻した時代にはその構成国の一つであるイル・ハーン国の首都になった事もありました。
コーカサス系の直線を基調とした幾何学文様の絨毯や、ヘラティ、絵画、肖像など多岐にわたるデザインが見られます。 市場の需要にも敏感で、実用的なもの、 装飾的なものと商品バラエティを様々に取り揃えています。 タブリーズ絨毯の基本はウール絨毯ですが、多くは部分的にシルクを用います。 経糸、緯糸には木綿を用い、多くはトルコ結びが用いられます。 タブリーズでは、鉤針様の道具を用いて、緻密で目の詰まった絨毯を織り、比較的早く織ると言われています。
大分県、Kさまのお宅