イランには大小多数の産地があります。多くの場合それぞれの場所で織られた絨毯は、村や町で集められた集散地の名前や民族、部族の名前で呼ばれます。かつてのペルシャの首都でもあったイスファハンの町で作られた絨毯は「イスファハン」という具合です。南西部の町シラーズには周辺地域の遊牧民達の作った絨毯も集められシラーズと呼ばれたりします。
それら多くの生産地の中で、緻密さや優美さ、サイズの豊富さ等に於いて優れた絨毯を活発に産み出す都市を大産地と呼び、イスファハン、カシャン、タブリーズ、ナイン、クムの町は特に5大産地として知られます。
